『いけちゃんとぼく』完成披露試写会レポート

2009年3月15日 日曜日

『いけちゃんとぼく』完成披露試写会レポート
3月11日(水) スペースFS汐留

<西原理恵子>
「この映画は息子の落書きから生まれたいけちゃんと、私が好きだった何人かの男の人の切ない思春期の話を覚えていて、息子がちょうど傷つきやすい少年の時期を迎えた時にその話が蘇ってきたときに出来た話です。」西原本人も親戚のおばさん役で映画に登場「最近は山村紅葉みたいな役が定番化してきて、シャレにならない事を言うおばさんその一って役がハマリ役になっています」と場内の爆笑を誘った。自身の出身地高知が舞台のこの映画に思い入れもひとしおの西原は「私にとってこの映画は、孫が歩いてるみたいなものです。よろしければ見て下さい。お願いします」思いを語った。

<深澤嵐>
夏休みの間に高知での長期間の撮影を体験した嵐君は、この春から中学1年生になる。台詞を完璧に覚えて撮影に臨んだ嵐君は「蒼井優さんが声を演じたいけちゃんの絵が、すごくいろいろ変わるんですけれど、それに合わせて蒼井さんの声もすごい変わってて一緒にやってて楽しいし面白かったです。いつも見ている蒼井さんがいたので、うれしー!という感じでした」

<大岡俊彦監督>
クレラップのCFなどでも有名なCM監督で、本作が劇場長編映画のデビューとなった大岡監督は西原理恵子作品の大ファンでもある。「いけちゃんの声を担当した蒼井優さんは、とても芝居のうまい人でしたね。いきなり絵を見てアフレコをやれというのはあまりにもということで、撮影の前に一回声撮りをやっていたのですが、その時から僕は泣いてましたね。エエ話やーって、一人で泣きました。彼女は天才ですね」と大絶賛。「僕は男なので女の人はどう感じるか分からないですが、元少年だった人達にこの映画を観て欲しいと思います。そして少年が好きだと思う女の人にも見て欲しいし、全然男の人を知らない女の人にも見て欲しいです。男の子ってこういう事を考えてるんだって。こういう人が成長して今のお父さんとか、大人の男になってるんだなーとか思っていただけると幸いだと思います」と熱い思いを語った。

◎ストーリー◎
“いけちゃん”(蒼井優・声)は不思議ないきもの。いつの頃からかヨシオ(深澤嵐)のそばにいる。色も形も変幻自在。お父さんが死んだときも、いじめられたときも、いつも一緒にいてくれた。だが、ヨシオが成長するにつれ、その姿はだんだん見えなくなっていき、とうとう最後の日にいけちゃんはヨシオにあることを打ち明ける。それはあまりにも切ない告白だった・・・。

監督・脚本/大岡俊彦  原作/西原理恵子「いけちゃんとぼく」(角川書店刊)出演/蒼井優(いけちゃん・声)、深澤嵐、ともさかりえ、萩原聖人、モト冬樹、蓮佛美沙子、柄本時生、池松壮亮、岡村隆史、吉行和子ほか 2009/カラー/ビスタサイズ/ドルビーSR/1時間47分
配給:角川映画
6月♪角川シネマ新宿他にてロードショー

 
 
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