2010年2月 のアーカイブ

『時をかける少女』公開記念 時かけ映画祭 ゲストトークイベント

2010年2月28日 日曜日

日時:2月27日(土) 15:30~16:10
会場:新宿ピカデリー スクリーン3
登壇:仲 里依紗、谷口正晃監督(2010年版)
スペシャルゲスト:筒井康隆(原作)、大林宣彦監督(1983年版)

Q:時かけファミリーの一員になったわけですが、どんなお気持ちですか?
谷口正晃監督
ビッグタイトルな作品に加えていただき、光栄の極みです。
これまでの作品がそれぞれ素晴らしい作品で、ファンの皆様の宝物だと思いますので、傷を付けないように撮りました。

仲里依紗さん(芳山あかり役)
2006年のアニメ版でも声優をさせていただいて、今回また「時をかけ少女」に携われて嬉しいです。「こいつまたやってるよ」と言われないかと不安だったのですが、がむしゃらに演じました。

Q:筒井先生、大林監督、ご挨拶をお願いします。

筒井康隆先生
「時をかける少女」を私にとって「金になる少女」です(会場笑い)。
アニメを含めて4回映画化されていますが、川端康成の「伊豆の踊り子」は、6回映画化されているので、まだまだ及ばないです(会場笑い)。

大林宣彦監督
今日は谷口監督の「時かけ」を応援しに筒井先生と来たのですが、ケン・ソゴルになって戻って来た気分です(笑)。私の「時をかける少女」から27年になりますが、お客さんも一緒に時をかけて来たのかなと思いますし、こうやってお客さんと時をかけて再び出会えたことを嬉しく思います。

Q:2010年版の「時をかける少女」はどうでしたか?
筒井康隆先生
「時をかける少女」は、時代をかける少女なので、時代を変えても映画化できるわけです。最初はNHKで「タイムトラベラー」から始まって、1983年版、アニメ版がありましたが、私にとっては全て「時をかける少女」です。
内容がどこまで変わっていくのかも楽しみの1つです。

大林宣彦監督
現代の世相を取り入れつつ、1983年版のいいところも取り入れてくれていたのが良かったと思います。

Q:最後にファンの皆さんにメッセージをお願いします。
谷口正晃監督
歴代の「時をかける少女」と一緒にスクリーンで上映してもらえるのは光栄です。
お祭り(時かけ映画祭)は、皆さんと一緒に作っていくものだと思いますので、最後まで楽しんで下さい。

仲里依紗さん(芳山あかり役)
「祭り」になるなんて凄いですよね。3本続けてスクリーンで観られるのは、最初で最後だと思いますので、最後まで楽しんで下さい。

大林宣彦監督
本当に感動したのは、芳山和子と言えば、原田知世だったのですが、今回、和子を演じられた安田さんを見て、「和子が大人になって、子供を生んだら、安田さんのような女性になるんだろう」と思いました。
そして、今を生きている主演の仲さんが素晴らしいです!

時をかける少女 
(C)映画『時をかける少女』製作委員会2010
監督:谷口正晃
出演:仲里依紗/中尾明慶/安田成美/青木崇高/石橋杏奈/勝村政信/石丸幹二

原作:筒井康隆「時をかける少女」(角川文庫、角川つばさ文庫)
脚本:菅野友恵
撮影:上野彰吾
照明:赤津淳一
美術:舩木愛子
音楽:村山達哉
配給:スタイルジャム

『幸福の黄色いハンカチ デジタルリマスター』山田洋次監督ゆうばり国際ファンタスティック映画祭交流イベント

2010年2月28日 日曜日

『幸福の黄色いハンカチ デジタルリマスター』山田洋次監督ゆうばり国際ファンタスティック映画祭交流イベント

幸福の黄色いハンカチ映画絵看板除幕式・交流館見学

日時:2月27日(土)

映画のラストシーン撮影に使用され、今でも夕張を代表する観光拠点になっている『幸福の黄色いハンカチ』想い出広場に、長年、広場の管理人を務めてこられた濱松フミさんのお宅が交流館(広場敷地内)としてオープンすることになった。
広場には、札幌(三浦工芸)の絵師が作成した絵看板が飾られ、山田監督、濱松フミさん、「濱松さんの家保存会」の佐藤学さんが除幕式を行った。

山田洋次監督
夕張に来たのが、3年振りなんだけど、一言で言えないくらい懐かしい。みなさんの力で「幸福の黄色いハンカチ想い出広場」を存続してくれてほんとによかった。いつまでもこの広場が、町の象徴になるといいです。
そして今回『幸福の黄色いハンカチ』がデジタルリマスターされ、封切り当時と同じくらい本当にきれいになりました。また、今回アメリカで作られた、『イエロー・ハンカチーフ』も良くできた作品なので、こちらもどうぞ宜しく。

幸福の黄色いハンカチ 想い出広場とは…
・1990年に夕張市により「幸福の黄色いハンカチ」のラストシーン撮影に使用された建物の保存と観光振興を目的に開設される。その後、年間5~6万人を集め夕張を代表する観光拠点となる。
・1992年に地元の若菜商店会がまちおこし・チャリティー目的で作成した、監督・出演者のサイン入り「黄色いハンカチ」が年間1万枚以上を販売するヒット商品になった。
・2006年の夕張市破綻を機に、市所有の観光施設の一括指定管理を受けた加森観光㈱の現地子会社・夕張リゾート㈱による管理に移行。
・現在、映画の写真パネルや、小道具の展示を行っている「幸福を希(ねがう)やかた」(木造の炭鉱住宅長屋)を中心に、物置小屋、黄色いハンカチがたなびく柱などがある。営業期間は4/25~11/3。

山田洋次監督を囲む会

日時:2月27日(土)

山田洋次監督を愛する市民による企画。監督を囲んで車座となった会場では、和気あいあいあとした雰囲気の中イベントが行われ、山田監督は、『幸福の黄色いハンカチ』のロケ地夕張での撮影エピソードや、映画への想いなどを語った。

『幸福の黄色いハンカチ』への想い
山田洋次監督
“黄色い”黄色いハンカチ”は希望です。少しの希望があれば、それを励みにしていける。なんとかうまくいくように考えていけば、良くなっていけるし、それは夕張だけでなく、世界中でも同じことが言える。
戦争でたくさんの人が死んだのに、未だに戦争は続いている。そんなことだと、希望を失ってしまいそうだけど、みんなで遠くの山の光を見つめるように、希望を持っていくことが重要。それが映画に託した想いでもあります。

山田監督の思う幸せとは?
山田洋次監督
「幸せって何かよくわからないよなー」って笑って話していることが幸せなんじゃないかな(笑)
幸せとは、「生きてるって素晴らしいな」と瞬間的に感じること。楽しいことばかりじゃないけど、でもふと生きててよかったって感じることが幸せです。たとえば寅さんなんて、自分が助けてあげた人に「あなたに会えてよかった」って言われるだけで幸せなんです。またそれを見たお客さんが、自分の持っているやさしい気持ちに気づいて、いい気分になる。私がつくる映画の意味はそこにあるんです。そういう映画を作り続けていきたい。

イエロー・ハンカチーフ

『イエロー・ハンカチーフ』

配給:松竹 ©2009, DODI FILM PRODUCTIONS. ALL RIGHTS RESERVED.
6月26日(土)より、東劇ほかにてロードショー

原題:The Yellow Handkerchief
監督:ウダヤン・プラサッド
製作:アーサー・コーン
脚本:エリン・ディグナム
出演:ウィリアム・ハート マリア・ベロ エディ・レッドメイン クリステン・スチュワート
2008年/英語/96分/松竹配給
©2009 DODI FILM PRODUCTIONS. ALL RIGHTS RESERVED.

イエロー・ハンカチーフ 6/26より東劇他ロードショー!
幸福の黄色いハンカチ デジタルリマスター 4/10より東劇にてロードショー!他全国順次

 
 
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